ファンベースとは

about fanbase

ファンを大切にし、ファンをベースにして、
中長期的に売上や事業価値を高める考え方です

企業やブランドが大切にしている価値を支持してくれるのがファン。
ファンベースはファン情緒価値を高め
共に未来の価値を創出していきます。

  • ファンとは

    企業やブランド、商品が
    大切にしている価値
    (※企業の理念や、目指していることなど)
    支持してくれる人

  • ファンベースとは

    ファンを大切にし、
    ファンをベースにして、
    中長期的に売上や事業価値を
    高める考え方
    です。

    ※ベースには、基礎・土台・基盤という
    意味があります。

なぜ今、ファンベースが必要なのか

ファンベースは社外・社内にファンを作り、ファンを基盤にして経営やマーケティングを行っていく、これからの時代に必要な考え方です。

point1ファンは売上の大半を支え、伸ばしてくれます

多くの小売、BtoBでは、ファン上位20%が売上の80%を支えているという、パレートの法則が適用されます。また、「より熱量の高いファン(コアファン)」が30%から40%の売上を支えていることがわかっています。

point2時代的・社会的にファンの重要度
増しています

新規顧客の獲得がどんどん困難になっていきます。
①人口急減やウルトラ高齢社会でマーケットが縮小する
②若者の物欲減少と独身者の増加で、新規需要が減っていく
③情報の洪水やエンタメの過剰により広告がいよいよ効かなくなる

point3ファンは新規顧客を増やしてくれます

一番信頼されている情報源は家族や友人であるという調査結果がでています。つまり昔よりクチコミや紹介が効きやすいのが今です。情報も商品も過剰に多すぎる時代に、企業や商品のファンから熱量高く友人へオススメしてもらうことで最強の信頼を獲得できます。

ファンの愛を育むつの価値

ファンが企業やサービスに感じる価値は3つに分類できます。
機能価値はファンに伝わりやすくまた人に伝えやすい特長ですが、他社に真似されやすいという側面もあります。機能価値に加え、情緒価値や未来価値を高めることで、ファンの企業やサービスに対する行動を促進し、ファンにとって「特別な存在」になることができます。

ファンベース実践のつのポイント

point1ファンへの傾聴・分析

ファンベースの第一歩は、自社のファンについて知り、さらにファンから支持されている価値を知ることです。熱量の高いファン“だけ”に丁寧に傾聴し、ファンの特長を明らかにすることが大切です。

point2傾聴・分析をもとにした“つながり施策”の実施

ファンへの傾聴・分析によって得られた結果をもとに、ファンとつながりながらファンベースの施策を実行することが大切です。ファンとのつながりもつ「コミュニティ」などの場を作ることは、ファンの熱量を高め・維持しやすくなります。

ファンベースの実践に重要な”ファンベースコミュニティ”とは

ファンと企業が共通の「好き」でつながり続けることで、
熱量が高まり、外へ広がっていく、ファンベース実践の基盤

ファンベースを中長期的に実践していくためには、ファンと企業がつながり続ける基盤をもつことが重要です。
ファンベースの考えを活かした“ファンベースコミュニティ”は、濃いファン同士、そして最強のファンである社員が、共につながり続ける場を持つことで、様々な効果につながりやすくなります。

Fan to Fan

濃いファン同士でつながる

  • 同じ熱量の「好き」を持つ人同士でつながる
  • 惜しみなく「好き」を共有しあえる
↓

濃いファンと濃いファンが
つながることで

コミュニティ内のファンの
熱量やLTVがアップ

「好き」を惜しみなく共有しあえる場を持つことで、ファン同士の熱量はさらに高まり、それぞれのLTV向上にもつながります。

Fan to Customer

ファンの熱量が顧客に伝わる

  • コミュニティ内から外の顧客へ価値が伝わる
  • 薄い情報ではなく、熱量が伝播する
↓

濃いファンから
熱量が伝播することで

コミュニティの外の
顧客が新たなファンに

ファンベースコミュニティで高まった熱量は、コミュニティ外の顧客に伝播し、新たなファンを連れてきてくれます。

Fan to Employee

ファンと社員がつながる

  • ファンと社員がつながる機会ができる
  • ファンの生の声、社員の見えない努力などに触れ合う場ができる
↓

ファンと社員が
つながることで

企業の価値が再認識され、
さらに高まる好循環

企業の最強のファンである社員と、企業の理念を支持するファンがつながることで、互いの熱量と思いが重なり合う好循環が生まれます。

ファンベースカンパニーが考える
“ファンベースコミュニティ”の可能性

ファンベースカンパニーでは、「コミュニティ」を単なるファンの集まりではなく、「ファンと企業が共通の“好き”でつながり続ける場」と捉えています。

企業とファンの両者にとって“かけがえのない大切な居場所”と感じられるようなコミュニティ。それがファンベースカンパニーの考える理想のコミュニティの姿です。

企業が思っている以上に、ファンは好きな企業のために何か貢献をしたいと思ってくれています。
逆にファンが思っている以上に、企業もファンにもっとお礼を伝えたいもの。

ファンベースカンパニーでは、そんな両者をつなぐのは、企業とファンが共に培い育ててきた共通の“好き”の感情だと考えています。共通の“好き”を、ファンと企業が互いの人生を通じて、さらに一緒に育んでいく場。それが、ファンとのコミュニティであり、これからの時代に企業が社会に提供できる新しい活動ではないでしょうか。

企業がファンから一方的に好かれようとする場ではなく、むしろ企業がファンに伝える感謝のあり方の一つとしてのコミュニティ。ファンと企業の”好き”をベースに設計されたコミュニティをずっと長く続けていければ、企業の中と外の両方に想いを同じくした仲間ができ、結果としてLTVや推奨、社員ファン度の向上など様々な効果にもつながりやすくなり、ファン、企業、社会のウェルビーイングにも貢献することになります。

書籍

ファンベースなひとたちファンと共に歩んだ企業10の成功ストーリー

ファンベースカンパニー会長 佐藤尚之(さとなお)と社長 津田匡保の共著。 漫画と対談でファンベースの実践ポイントを解説しており、この1冊で「実践ファンベース」を学ぶことができます。

ファンベース

ファンを大切にし、ファンをベースにして中長期的に売上や価値を上げていく考え方「ファンベース」。重要性と効果的な運用の方法を、豊富なデータや事例を挙げて具体的に紹介する、会長 佐藤尚之(さとなお)による著書。

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